小説の旅 - 写真家石井一弘｜三浦綾子の舞台を旅する｜作家・三浦綾子の作品の舞台を訪ね撮りためた写真と作品の文章をコラボレーションした写真集。三浦光世氏を監修に迎えた。「氷点」「塩狩峠」ほか10を超える著作の風景を、作品の抜粋とともに味わうことができる。

三浦綾子の舞台を旅する

イスラエル

『明日をうたう』ヴィア・ドロローサ（悲しみの道）、イエスが十字架を背負って歩かされた道

『新約聖書入門』ガリラヤ湖を望む丘にある世界宣教の碑

『明日をうたう』パウロが出発したカイザリアの港

『明日をうたう』ゲッセマネの園のオリーブの巨木

『ちいろば先生物語』砂漠を行くロバ

『新約聖書入門』最後の晩餐が行われたという部屋、１２司徒のひとり、マルコの家だと言われている

『旧約聖書入門』モーセで有名なシナイ山の御来光

サハリン＆満州

短編『逃亡』敷香の王子製紙跡地で倒れたままの煙突、凄い悪臭がしていた

『天北原野』南下したソ連軍が上陸した塔路の海岸

『ちいろば先生物語』今はもう使われていない旅順駅と白玉山塔

『銃口』中国から豆満江越しに見た北朝鮮の集落、のどかで家から煙が立ちのぼる

『銃口』中国と北朝鮮をつなぐ図們大橋

『銃口』中国・延吉市中心街、朝鮮族自治区でハングル文字の併用が義務づけられている

『天北原野』ソ連軍の侵攻で交換手の乙女9人が自決した真岡郵便局、建物は同じ場所に建て替えられている

『草のうた』豊原のサハリン州郷土博物館の一角に残る奉安殿

『逃亡』かっては木材がひしめき合っていた落合近郊の内淵川河口

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